おはようございます
先週金曜の最終のお客様
営業を終了し自宅にて夕食を食べていると転送電話に電話が
研究所にメンテナンスで通われている外国人Aの方から電話があり、かたことの日本語で「友達が腰が痛くて大変しています。これからみてもらえませんか?」
詳細は省きますが、明日の飛行機で帰らないといけない。キャンセル料もかかるのでどうにか飛行機に乗れる状態にしてほしい。との事でした。
日本語で頑張って状態を伝えてきますが、内容がなかなか伝わって来ず・・・
A『転んでから痛みがひどくなった。』
私『これは骨折の可能性もあるから研究所に来ても何もできないかもしれない。』
A『すぐに病院には行ったけど骨折はなし、すべり症と診断され理学療法を受けてきた。ちょっとは変化したみたい?』
私『とりあえず骨折はないようなので診て診ましょう』
来院して衝撃
パートナーと来院されましたが二人とも日本語が喋れません
痛めたお客様の状態よりも衝撃でした
施術前の問診は非常に大切な要素です。
小学生レベルの英語でどうにか対応していましたが、重要なところが聞き取れない
友人に連絡してもらい通訳をお願いしてもらうと
転んで痛めた訳ではなく、長時間腰を丸めた状態でいて立ち上がった時に激痛が起きたとのことでした。
いわゆる魔女の一撃(ぎっくり腰)です。
病院では低周波治療を受けてきたようです。
正直、何をしてるんだって気持ちでしたが、急性腰痛に対応できるセラピストは病院では少ないというか理学療法士にリハビリ依頼が来ないことの方が多いのかもしれません。
腰が動かないようにゆっくりとした痛々しい動作
検査をしている段階で痛みが改善するポイントを見つけ、施術で改善できると確信に変わりました。
施術後、歩行も通常歩行になり生活に支障のないレベルまで改善
ちょっと気になるぐらいの痛みがあるとのことでしたが
炎症による痛みは炎症が引くまでに数日かかると伝えましたが、ちゃんと伝わったかな〜?
写真は施術終了後
握手を求められ力強い握手をして帰って行きました
セラピストとしてとても気持ちの良いお別れでした。
無事にオーストラリアに到着しているかな〜?
今回のように時間外であっても対応できる際にはできるだけ対応しますので、まずはご連絡ください。
お酒を飲んでいることもありますので、その際には対応できません(笑)
今回もそうですが、腰椎すべり症、椎間板ヘルニアだから痛みや痺れがある訳ではありません。
画像所見(レントゲン)で腰椎滑り症と診断されていますが、今回の方はすべり症とは全く関係のない症状でした。
腰椎滑り症は痛い
ヘルニアは痛い
脊柱管狭窄症は痛い
上記は必ずしも痛みや痺れが出る訳ではありません。
むしろ症状と関係ないことの方が多く存在します。
私の腰痛は重病だからと諦めず、まずはご相談ください。
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